「道術」は、MRTの創始者・内海康満先生(師尚)が10代半ばに創始されたもので、正式には、「日本傳上法円天流道術(にほんでんじょうほうえんてんりゅうどうじゅつ)」と称します。「道術」の名称は、師尚が当時より精通されていた『老无太霊(ろうむだいれい)講話集』※の中の「道術」から頂いて現在使われています。
道術の目的は、内なる(真の自己)の本質である「自由自在」「ゼロ」「完全なる調和」を慧得(えとく)することにあります。しかし、それを言葉として聞いて頭脳で覚えても実践できることにはなりません。ですから道術では、肉体を使う次元で内なる
の本質を実体験することを主眼としているのです。実体験して識ることができれば、あとは、それを肉体の稽古をする道場という限られた世界だけで終わらせずに、日常生活を道場として実践していくのみです。
師尚より、次のように御押し絵頂いています。
「道術とは、読んで字のごとく『道』と『術』のことで、『道』とは霊止が歩む道、すなわち法則のことであり、『術』は道の歩み方を言う。道がなければ歩むことはできないし、歩み方がわからなければ一歩も前に進むことができない。したがって、道と術は切っても切り離せないものである。道術の主意は中真観覚を体現することにあり、肉体を通して稽古することで中真観覚を顕し、日常生活に活かしていくものである。
中真観覚が発露されてくると、心の中にあるこだわりが薄れ、物事の本質がよくわかるようになって中真のある行動が取れるようになる。つまり、日常生活がより快適になり、自由自在な人生に繋がっていくのである」